本を出しました(ぐだ新殺現パロ)

FGO燕青
主に、とても個人的な、楽しかったなー🎶の記録です
読んでくださった方はご自分の感じた通りのご解釈のままで…!

ネタバレあり内容紹介

序盤はきらめくライフセーバーの燕青と夏を楽しむ話、中盤以降は燕青の笑顔の背後にあるものに藤丸が触れていく話になっています。
現パロなので純粋な現パロとして終わらせてもよかったのですが、FGO世界と繋がりがあるという形にしました。FGO世界におけるぐだ新殺の課題(①主従でありマスターと鯖であるという関係の硬直性 ②盧俊義という壁または過去)を、この現パロ世界で二人なりに別解釈できればいいなあというのが理由のひとつでした。
ただ、この現パロ世界の燕青は、FGO世界や水滸伝原典のように主人に失望して自ら別れたわけではなく、死別しています。主人への信頼や慕情は今でも強い。主従、一対一の関係を重んじる燕青なので、長らく亡き主人対自分の孤独な精神世界にいましたが、そこに藤丸が飛び込んできて戸惑う。なぜかこの人に惹かれる。藤丸も諦めてはくれない。しかし主人対自分、一対一の関係しか知らない燕青にとっては、藤丸の思いを受け入れることが主人への不義に思え、どうすればよいのかも考えることができませんでした。藤丸はその解に辿り着きます。
藤丸は普段少しぼーっとしているように見える人というか、対人関係で手練手管を駆使できる人ではないのですが、学習能力がしっかりある。燕青の作る壁にはじめは無鉄砲にぶち当たりつつ、徐々に彼の中核にあるものを理解していきます。彼は燕青に惚れますが、ふつうの枠に留まらないやや強い執着を持っているのはFGO世界での体験によるものかと思います。121ページの夢の断片がその体験の一部です。
藤丸は、燕青にボーダーの夢の話をされても、ナーサリーライムに会っても、FGO世界のことを一切思い出さない人なので、わずかに表出したこの夢の断片は彼の深層意識に刻み込まれたよほど強い思いのある過去の場面だったのだと思います。最後の一行は、藤丸がふつうの人として恋に身を投じられるこの現パロ世界と対比した一文になっています。

お表紙

はんなり宇宙さんに頂きました!はんなりさんのめちゃくちゃ美人かつ男前な新殺とぐだの入浴シーンが見たい!+らぶらぶばかっぷる向け雑誌風にしたい、という盛り盛りに夢を詰め込んだ楽しい表紙に…!はんなりさんには連載はじまった当初からこのぐだと新殺の絵を頂くなど励まして頂き…ベッドで新殺がぐだを誘うシーンの漫画もえっっち過ぎてやばかった… ぜひご覧下さい

あとがき

10万字以上の長い小説書いたの4年弱ぶりくらいでした。ワア
このツイートを元にリハビリみたいな気持ちで書き始め、あまり読まれなければ数話書いて満足終了すればいいかと始めましたが、結果的にFGO世界との繋がりを盛り込み、かなり膨らみつつ無事終わりました。更新するたびにいいねくださる方やお感想にどれだけ励まされたか…!!おかげで二人を最後まで書ききることができました、本当にありがとうございました。
お世話になった曲:
ダンス・ウィズ・ユー(TUBE)/エメラルド、高嶺の花子さん(共にback number)/線香花火(sloppy dim)/サマーヌード(真心ブラザーズ)
夏!を感じて読んで頂ければ~~ sloppy dimとback numberは藤丸~~感…!
おまけ:長編小説書く時間をどうやって捻出?
たまに聞かれるのでちょっと書きますが、日々コツコツと…というドつまらないありきたりな答えに…なる…!ただこの長編もいちおう書き始めたの23年8月で、間に一ヶ月半くらい休みを挟みつつも本になったのが24年3月で、日常に支障を来さないよう相当制作期間を長くとりました。今までは、原稿そろそろやらなヤバい!とケツに火がついたタイミングで初めていましたが、今回はX上で連載することで大分早く始められた形です。
SNS上で連載する主なメリットとデメリットを整理すると、
【メリット】優しい人の目に留まると応援してもらえることがある→やる気につながる!/人に見られている、公開の場で始めてしまったという緊張感があるので途中で投げ出しづらくなる/常に人に見せる前提で書いて公開しているので、完成品の質のものが書ける 誤字脱字チェックや推敲も都度都度行える など
【デメリット】短編ずつの公開になるので、長編の流れで畳み掛けていく良さが分断され弱まる/話の細部や終盤が決まりきってないまま書き進むことになった場合、公開した文に要修正箇所や踏み込みきれない浅さが生じる可能性 など
いつも原稿終盤の誤字脱字チェックと推敲でオギャーーンとなっているので、自分にとって苦しいその作業の負担を日々に分散させられるのはすごくよかったです!今回の本はその点がだいぶ楽でした。
時間不足対策を補足しますと、意味のない空白の時間を作らない・時間を意識的に使うという平凡な話になります。
小説は移動中もスマホでぽちぽち打てるのがいいですね…スマホにBluetooth接続できるキーボードを持ち歩き、ランチタイムに打ったり。本文がうまく書き進まない場合は細部がぼんやりとしか決まってないなど発想不足であることが多いので、しっかりと発想の時間を取ります。発想は紙で関係図を書くなど手を動かしながらやると浮かびやすいのでおすすめです。うまく思いつかない!場合はインプット不足なので、様々な資料を。こんな風に詰まった時に適宜対処して余計な空白時間を生じさせないことがよいのかなと思います。
また、一日の時間に質の等級をつけます。よくある話ですが、私の場合は朝が一番頭がはっきりしていて集中しやすい、つまり朝が最も自分にとって良質な時間なので、脳に負担がかかる本文の執筆や難しい発想などをこの時間にやります。逆にいうと、仕事から疲れて帰ってきた平日夜は脳が働かないおしめぇの時間です。この時間は寝る前にゆるいインプットをするとか、これまで書いた流れを読み返すとか、今後に向けた貯金や現状整理に充てます。このように自分の適性を見ながらどの時間に何の作業を充てるか意識して限られた時間を使うと、生産効率が上がりやすいかもしれません。
以上、自分の時間確保策である
・Web連載により半強制的に前倒しの制作時間を取る
・行き詰まったままの空白時間を作らない
・集中できる時間を貴ぶ
の3点でした。そんなん知っとるよ!て話でごめんなさい🤣 えっちなぐだ新殺創作待ってます…
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